感想)新藤千尋 (PS2) ef - a fairy tale of the two.

PS2版 ef - a fairy tale of the two.
Chapter3: Chihiro Shindou
Terminal in the world.
音羽にある電車のこない無人駅。
そこのベンチにひとり佇む少女、新藤千尋。
ある日麻生蓮治は彼女に出会ってしまった。
初対面から千尋になにか興味を持った蓮治だったが、千尋は記憶障害を患っていた。
最初は受け止めきれなかったものの、蓮治はそんな千尋のために小説を書くことを提案する。
小説を書くこと、それは千尋の唯一の夢だった。
二人で小説を書いていく中で、二人は惹かれていく。
しかし二人がお互いに望んだ結末は…
はい、クリアしてから一ヶ月以上時間が経ってしまったわけですが、千尋の感想です。
ぶっちゃける。
おもしろい!
前二章と比べなくても、この第三章は面白すぎる。
最近ちょいちょい読書したりするんですけど、最初から続きが気になる本ってなかなかない。
でも、この三章はやってくれた。
私はアニメ版何回も見たし、ストーリーもわかりきっていた。
それでも続きが気になって気になって、空き時間にプレイしてしまった!
ちなみにこのlatter taleパートは、first taleとは比べものにならないくらい重いです。
話も雰囲気も。
ライターさんも御影にシフト。
御影さんのシナリオはD.C.P.S.の音夢とさくらでプレイしたことあるんですけど、ギャグのセンスは苦手^^;
(けどシナリオはめちゃくちゃ好き。特に音夢!)
個人的に「目からビーム」とか「にんにん」っていう台詞が、痛いっ!
ギャグは鏡遊で、シナリオは御影って感じかなぁ…
13時間しか記憶がもたない千尋。
蓮治はそりゃあ苦しむんだけど、それでも千尋のことが好きで嫌いになんかなれなかった。
ずっと好きで、これからも千尋と一緒にいたい蓮治。
蓮治のことが好きで、蓮治に幸せになってほしいから別れたい千尋。
…お互いに「好き」っていう気持ちは同じなのに、どうして二人はすれ違うのか。
正直、第三章のEDはすっきりきれいにハッピーエンドではありません。
むしろぱっと見たら、これまで積み重ねてきたものが全部なくなってふりだしに戻った感じ。
普通のギャルゲーだったらマルチエンディングだから、本当に「振り出しに戻った」で終わりだと思う。
でもefは全部の話は続いている。
だからこそ、「全部がなくなってしまった」と思っても、実際にあったんだから「なかった」ことにはならない。
efには本当のリセットボタンはない。
人生にもリセットボタンはない、たぶん御影さんはこういうことを書きたかったんじゃないかなぁ。
千尋の記憶だって、千尋の中ではなくなってしまっても他の人の中には残ってる。記録だって残ってる。
もう千尋だけのものじゃない。
あとこの章では、なんで景ちゃんが紘に好意を伝えられなかったのかが明らかになる。
“千尋の戻ってくる場所を守るため。
千尋の知っている世界を守るため。
覚悟を決めて立ち止まり、その代償に自分の好きな人を失ってしまったのだ”
…たんに勇気がないからじゃなかった。
景ちゃんは自分を犠牲にしても千尋の居場所を守りたかった。
景ちゃんはいい子だよ凄く。他人のためになにかできる人。
私は凄くそういう話好きだし、このシーンでめちゃくちゃ感動した。
でも実際に考えたとき、「自己犠牲」を払ってまで他人になにかするってどうなんだろう。
景ちゃんは自分の幸せを考えればよかった。
景ちゃんが何かしてもしなくても、結局千尋が自分でなんとかしていかなくちゃいけないから。
どんなに遅くても、苦しくても。最終的には景ちゃんは関われないんだと思う。
・・・景ちゃん本編は結構不満たらたらだったんだけど、別の章では景ちゃんの株上がりまくり。
しかも本編で熱が冷めたにも関わらず景ちゃんのこと長々と書いてしまうなんて、結局私は景ちゃんが大好きなんだわ<3
蓮治も言ってたけど、景ちゃんは素直になるところを間違ってる。凄く不器用。
もっともっと自分に素直になれたらいいのにね。
二章は景ちゃんのみっともないところ全開だったけど、自分の幸せのために全力で頑張る景ちゃんは凄く素直だった。今思うと、それが逆にかっこいいことなのかもしれない。
他人から見たらかっこ悪くても、自分の幸せのために頑張る姿。
やっぱりこれが人間の根底にあったほうがいいと思う。
自己犠牲だけじゃ生きられない。自分を大切にしなくちゃ。
ちなみに蓮治と千尋の日常は四章にも続いていきます。
…ところで2曲くらいAlatoに入っていないBGMが流れたんだけど。
アニメからの流入?それとも単に収録し忘れた?
Trueしか見てないんだけど、新規CGは1,2枚しかありませんでした。
BadエンドのほうにCG追加してるのかも。
このカップルも好きだ!
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